ビルや、戸建て住宅にある天井の窓で、開閉しないタイプ
光を取り込むことが目的で設置されている
トップライト。
その材質は、ガラス以外に、ポリカーボネートというプラスチックが使われています。
今回は、ポリカーボネートの特性について書きました。
ポリカーボネート(PC)とは
衝撃に強く、非常に割れにくいという特性があります。
アクリル板の30倍、ガラスの200倍の耐衝撃性と言われており、
プラスチック素材の中でも最高クラス
また、難燃性(燃えにくい性質)を持っているため、トップライトなどに使用されています。
両面耐候 (UV)
耐熱・耐寒に優れ、-40℃~120℃の温度域で使用可能。優れた耐候性と耐衝撃性を併せ持ち、常温での曲げ施工が可能。屋根材として使用され、燃えにくく明るい外光を取り込むことができる。
トップライトに遮熱性を持たせたい場合でも、
フィルムを張るのは避けたほうが良いです。
それは、
・ポリカーポネートにフィルムを外貼りすることを基本的に推奨していない
・5年位で何かしらの不具合(空気が入るなど)が出てくる可能性大
・フィルム張替ができない(ポリカ交換になってしまう)
以上のデメリットを知ったうえで、フィルムを張る場合、
基材フィルム+遮熱フィルムとします。
一例は、フィルム張りで 50㎡で100万以上(材工共)
フィルムが剥がれる・空気が入る・捲れてきても、
部屋内から見上げた時、ムラがわかるのか?
なーんて考えちゃう。
ポリカが割れて、交換する際に、
足場が必要になれば、費用もかさみます。
新築の際に、要確認ですね。

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